建設業のホームページに必要なページとは?準備と作成例も紹介
建設業に工事を依頼しようとする際、ホームページの有無でお客様の印象が大きく変わります。ホームページがないと「信頼できない」「施工事例が分からないので不安だ」ということになりかねません。実際に建設業者がホームページを作るときには、建設業ホームページに必要なページを押さえることが大切です。この記事では、建設業ホームページに必要なページ、作成例をご紹介します。
目次
建設会社がホームページを作るときの準備
ホームページは闇雲に作らず、準備を整えてから作成するようにします。建設会社がホームページを作るときの準備として以下が挙げられます。
- 目的を明確化する
- ホームページのターゲットを決める
目的を明確化する
「競合がやっているから当社も作ろう」ではなく、なぜ建設会社がホームページを作るのか、目的を明確化しましょう。ホームページを使って達成したいことは何か、以下のように洗い出します。
- リフォームを考えている新規顧客を獲得したい
- 協力会社を探している企業からの問い合わせに繋げたい
- 仕事の魅力を伝えて求職者の応募に繋げたい
以上は、ホームページを作成する目的としてそのまま使えます。
ホームページのターゲットを決める
ホームページを作成する目的を明らかにした後、ホームページのターゲットを決めて下さい。ターゲットとは、ホームページにアクセスしてきて欲しい人のことです。例えば、東京都大田区にあるリフォーム工事の建設会社がホームページを作るとします。この会社のターゲットは、大田区近辺でリフォーム工事を検討している人ということになります。
続いて、想定されるターゲットの特徴についても、以下の通り洗い出しておきます。
- 年齢層
- 家族構成
- ターゲットが要望する施工事例
ターゲットの特徴まで明確化しておくことで、ホームページを作る上でのコンセプトが見えてきます。逆に言うと、コンセプトが見えないホームページではアクセス数を見込むことが難しくなります。
建設業ホームページに必要なページと作成例
ホームページの準備ができたら、いよいよ必要なページの確認です。作成例も併せて紹介していきます。
トップページ
トップページは建設会社のホームページの玄関となるページを言います。トップページを拠点として、見込み客はコンテンツにアクセスしていきます。
作成例として、トップページには、「会社の事業が一目で分かる画像」を置きます。そして見込み客に向けたキャッチコピーを入れます。トップページは最初に見込み客が見るページです。ファーストビューで言いたいことを伝えられるよう、キャッチコピーと画像をセレクトします。
会社概要
会社概要は、自社がどんな会社なのかを見込み客に伝えるぺージです。社名、代表者名、住所、連絡先、資本金などの基本情報を書きます。
作成例として、会社概要には、方針や理念を書きます。方針や理念を書いておくことで、見込み客に信頼感を与えることができます。どんな思いで会社を経営しているのか、経営者の意気込みや熱意を伝えて下さい。
施工事例
施工事例はホームページのメインコンテンツとなります。「実績が多い」ことは、それだけ見込み客の信頼を勝ち取ることに繋がるので、情報を豊富に掲載しましょう。文字ばかりでは見込み客にイメージを持たせることができません。写真によって施工事例をアピールします。
作成例として、リフォーム工事であれば、リビング・キッチン・子供部屋・寝室・洗面所・トイレなど、場所ごとに写真を撮って掲載します。リフォーム前後の写真を載せて説明すると、ビフォーアフターがはっきりと分かって訴求に繋がります。
建設会社としての工事のこだわりは、施工事例でアピールします。例えば、「手をかけたのにリーズナブルだ」「価格は他社と変わらないが技術力がすごい」と思ってもらえるようなこだわりを施工事例に載せていきましょう。価格を載せられない場合は、施工のクオリティの高さを最大限にアピールします。工事へのこだわりがあることで、他社との差別化に繋がります。
お問い合わせフォーム
お問い合わせフォームは、見込み客を獲得するために必要です。お問い合わせフォームがあれば、24時間受け付けることが可能です。
お問い合わせフォームの作成例は、見込み客の個人情報、質問や問い合わせ内容が書けるようにします。フォームへの回答は、気持ちを込めて、できるだけ早めに送るようにしましょう。
採用情報
建設業は人手不足のため、採用をしっかり行う会社が多いです。建設会社がホームページを作るときは、採用情報についても掲載します。
採用情報の作成例としては、以下の構成がオーソドックスな作り方です。
- 募集要項
- 人事担当者からのメッセージ
- 先輩社員からのメッセージ
- 採用の流れ
- よくある質問
人事担当者と先輩社員からのメッセージでは、「こんな人材と働きたい」「こんな人材を求めている」ことを言葉に表します。先輩社員は「仕事のやりがい」「苦労を乗り越えた経験」を語ることで、求職者の応募に繋げることができるでしょう。
また、採用情報はホームページの中に置くだけでなく、採用サイトを独立して設けることも検討して下さい。採用サイトを独立させると、採用への本気度を求職者に伝えられますし、求職者が知りたい情報をたくさん載せることができます。
建設業ホームページは自社で作る
必要なページまで確認できたら、次はいよいよホームページの作成。外注するのも良いですが、「今後の運用」を考えると自社で作ることをおすすめします。外注すればホームページを作る技術者を雇う必要がありません。しかし、ホームページは一度作れば終わりではありません。運用していかなくてはならないので、費用や手間を考えると自社がベターです。
最近は簡単な入力でホームページを作れるクラウドサービスが出てきています。作成後の運用も簡単なサービスを使えば、更新も苦になりません。また、簡単に作成・運用ができるため、既存社員でホームページを運用することができるのです。
まとめ
建設業がホームページを作るときは、まず準備を練ることから始めます。その後に必要なページを考えていきます。記事では必要なページと共に作成例を紹介しました。見込み客からの問い合わせ、受注に繋げるために、魅力的なホームページを作っていきましょう。
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