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WorkPod 採用コラム

リモート時代の新人教育 大切なポイントと具体策をご紹介

働き方の変化に伴い、新人教育や社員研修をリモートで行う企業も増えてきています。先行きの不透明な状況の中で、企業としても今のうちに把握しておきたい手法のひとつが「リモート研修」です。今回は新人教育をリモートで行うポイントと、活用する際に参考になる具体策をお伝えしていきます。

新人教育の目的を把握する

まずは手法に囚われず、新人教育の目的を整理しておくことが大切です。研修の場をリモートへ移行した場合はプロセスに気を取られ、目的があやふやになるケースも比較的多くみられます。効率的に成果を得る為にも、事前にしっかりと新人教育の目的を把握し、研修を進めていきましょう。

企業により目的は変わりますが、一般的に新人教育の目的は「ビジネスマナーの習得」、「基礎知識や技術の習得」、「組織の一員となる自覚」などがあげられます。この中でも組織人の自覚を持ち、仲間意識を醸成することがリモートでは一番難しく、最も大切な内容です。この点に注意し、しっかりと意識して伝えていきましょう。

リモートでの新人教育を行うポイント

WEBを活用して自宅などで新人教育を行う場合は、リモートならではの注意点も存在します。事前にリモート研修のポイントについて確認しておきましょう。

事前準備を徹底する

SkypeやZoomのようなシステムを活用する場合は、開始10分前には準備しておくようにすることがお薦めです。WEB環境などによっては不具合もあり、設定に手間取れば他のメンバーは待機し続けることになります。新人の集中力と緊張感を維持する為にも、事前準備は意識したいポイントです。

聞いている表現ハンドサインを決めておく

テレビ会議などで経験もあると思いますが、WEBを活用すると、相手が聞いているかどうかがわかりづらい特徴があります。そのため、大きな相槌のアクションや賛成のハンドサインなどを事前に共有し、決めておくことがポイントです。できるだけ緩いルールにしておくと、一体感と共感を得られる研修となります。

目標となるメンターを設定する

リモート活用の場合は、新人が周囲の働きぶりを見て学ぶことができない点にも注意が必要です。特に新卒などの場合は社会人の自覚も薄く、自宅での勤務意欲もそのままではあがりません。勤務する姿勢を学び、質問もできる見本のメンターを設定し、成長の指針とすると良いでしょう。

習熟度の確認を忘れない

リモート研修の場合は進行に気を取られることで、新人の習熟度確認を見落としがちです。定期的なテストやチェックを実施し、個別の習熟度や理解度を把握するようにしましょう。研修は「伝える」だけではなく「伝わる」ことが大切ですので、伝わっているかどうかも含めた確認作業が必要です。

リモート活用の具体策

最後に、新人教育の目的やリモート活用のポイントを把握したうえで、実施する際に参考にしたい具体策をみていきましょう。

資料は事前送付で効率化

リモート研修のメリットは共有資料を事前送付し、研修の下準備ができる点にあります。研修の数日前に資料共有し、それぞれの時間で読んでおくよう依頼しておくことで、研修の時間を短縮し効率的に情報を伝えることができます。

動画を作成し、研修効率をUP

複数グループに同様の研修を行う場合は、動画を活用することもお薦めです。企業のルールや社内システムの説明など画一的な説明であれば、事前に動画を作成することで負担も大幅に減ります。活用する際は、伝えたい内容が正確に伝わっているかのチェックもあわせて行うことが大切です。

宿題形式で成長を促す

習熟度のレベルに差がつきやすいリモート研修では、定期的に課題を与えることが効果的です。習熟度にあわせた個別の課題を与え、基本レベルの均一化を定期的に行います。課題とあわせて自由に質問できるフリータイムを設け、双方向のコミュニケーションも大切にしながら成長をサポートしましょう。

まとめ

リモート研修を活用しない場合も、活用できる状態を整備しておく事で採用計画も立てやすくなります。研修の目的をきちんと把握して、自社の特性に即した研修方法を計画しておくと安心でしょう。

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