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WorkPod 採用コラム

WEB面接で重要な内定者フォロー 効果的な対応のポイントを整理

WEB面接が増加傾向にある状況で、求職者の思考も変化してきています。採用後に今までと同様の内定者フォローをしていれば、大切な人材を採り逃す可能性も否めません。WEB面接に伴う求職者の思考の変化を考察し、欲しい人材の入社を実現できる内定者フォローを構築しましょう。

WEB面接で変わる求職者の思考

WEB面接増加に伴って求職者の思考も変わり、就職や転職の動向も今までと変わることが予想されます。まずは今後予測できる、求職者の思考や行動の変化を整理しておきます。

売り手市場から買い手市場へ

自粛期間後の変化としては、求人市場が売り手市場から買い手市場へと、緩やかに変化する傾向にありま

す。現在ではまだ大きな変化はみられませんが、海外や関連企業などの影響などもあり、企業全体の採用数は今後減る傾向にある見立てです。求職者も今までのセオリーを見直す必要があり、焦りや不安を感じる方も増えることが予想されます。

複数社エントリーに拍車がかかる

企業の採用枠が減った場合、求職者の不安から複数社エントリーに拍車が掛かることが予想されます。特にWEB面接であれば自宅で面接が容易に行える為、1人当たりのエントリー数もより多くなるはずです。そのなかで優秀な人材は、複数社からのオファーを受けることになります。このことからも、企業としては優秀な人材を確保する為に、採用後のフォローに関してしっかりと注力する必要があると考えられるのです。

内定者フォローが甘いとどうなるか

では、採用後のフォローを見直さない場合はどのようなことが起きるのか、その場合に懸念される事項についても整理しておきましょう。

他社に入社してしまう

言うまでもなく、優秀な人材ほど他社へ流れる可能性が高くなります。費用と時間を費やして選考した人材を採り逃すのは、企業にとっても大きな痛手です。その場合、補欠で確保した内定者を採用することも可能ですが、企業への信頼度や内定予定者の意欲の低下は否めません。企業も選ばれているという自覚を持ち、丁寧なフォローを行うことが必要だと言えます。

入社後の意欲にも影響する

内定が決まった後に連絡が滞ってしまうと、内定者も入社への想いを持続できなくなり、入社後の意欲が低下することがあります。また、入社までに自粛の再開などがあった場合は、生活への配慮などを通し、連絡を取り合うことも大切です。求職者にとっても不安定な状況ですので、気持ちにも寄り添ったフォローを心掛けましょう。

WEB面接時に取り入れたい、内定者フォローのポイント

では、具体的にどのような対応をすれば良いのでしょうか?自社の内定者フォローを確立する為、ポイントを確認しておきましょう。

採用決定後は、早めに内定通知を送付する

採用後できるだけ早い内定通知の送付は、WEB面接を活用する際の鉄則です。内定予定者が複数社エントリーしている場合は、アプローチや対応の差で入社先を決定する場合があります。企業として入社を希望する想いを込めて、早急に対応する事が非常に大切です。

内定後に直接会う機会を設定する

WEB面接のデメリットとしては、人間同士の繋がりを感じきれない点にあります。通常の対面面接に比べて内定辞退率が高くなる傾向にありますので、この点の対策が必要です。例えば、内定通知後に食事会や簡単な顔合わせを行い、親近感を感じる場を設けることもいいかもしれません。自社にあった方法で、早期に内定者と直接コミュニケーションを取ることが大切だと言えるでしょう。

意欲を高める工夫を取り入れる

選考のすべてがWEB面接となった場合や、入社までに期間がある場合は、内定者のモチベーションを維持する取組みも必要です。数週間に一度は状況確認を行うこと、場合によっては職場見学やオリエンテーションを実施しながら意欲を高めていきます。内定者から期待されるよう、独自の工夫を凝らした取組みを行いましょう。

まとめ

WEB面接時の内定者フォローのポイントは、「前倒しの内定者対応」と「繋がりの構築」にあります。気持ちの繋がる内定者フォローを確立し、今後の為になる人材採用を実現しましょう。

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