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中小の建設会社の求人で応募が来ない理由と解決策を解説

中小の建設会社の人事担当者の皆さん、「なぜ当社に応募が来ないのだろう?」「建設業は人気がないから応募がないんだ」と思っていませんか?応募が来ない理由を把握し、解決策を講じれば、中小の建設会社でも応募を集めることができます。本記事では建設業の求人で応募が来ない理由と解決ポイントについて解説します。

中小の建設会社の求人で応募が来ない理由

中小の建設会社で人事担当をしていると、「なぜ当社に応募が来ないのだろう?」「建設業は人気がないから応募がないんだ」と思うことがあります。なぜ応募が来ないのか、理由を把握しましょう。

求人票が分かりづらい

中小の建設会社は、一般的に求職者に知られていません。ですから、求職者は求人票によって初めてあなたの会社を知ることになります。求職者の立場に立って考えてみましょう。求人票の内容が薄く、分かりづらい説明であったら応募したいと思うでしょうか?例えば分かりづらい求人票として次のような例が挙げられます。

  • 会社情報の文章量が少ない
  • 仕事内容が簡単に触れられているだけ
  • 職場の雰囲気が伝わらない

どれだけ良い会社でも、分かりづらい求人では応募が来ません。応募を集めるには求人票の見直しをする必要があります。

待遇が悪い

求人票には給与、想定年収、休日、労働時間などの待遇を載せます。待遇が悪いと中小の建設会社には応募が来ません。同じ地域、同じ業界、同じ企業規模の競合他社がどういう待遇なのかを把握する必要があります。その上で他社よりも待遇が悪ければ改善の余地があるということです。

有資格者を求めている

建設業においては、施工管理技士や建築士などの国家資格があります。また、文系よりも理系が有利とされます。しかしあなたの会社でも絶対に有資格者や学歴が必要でしょうか?大手企業であれば有資格者や理系人材が集まってくるでしょう。しかし知名度が低い中小の建設会社では、有資格者も理系も集まりにくいです。

もちろん、法律で有資格者を事業所に置く義務が課せられることはあります。しかし、義務がない場合では必要でしょうか?有資格者や学歴が必要かどうか、今一度再考する必要があります。

中小の建設会社で応募を集めるための解決策

それでは、中小の建設会社で応募を集めるための解決策を見ていきましょう。

求人票に情報を詳しく載せる

求職者の多くは、中小の建設会社のことをよく知りません。求職者の立場に立って、相手が知りたい情報を盛り込みます。なお、求職者が知りたがっている情報として、以下の例が挙げられるので参考にして下さい。

  • 職場の雰囲気を写真つきで載せる
  • 入社すると任される仕事、将来できる仕事を載せる
  • 経営者の「経営に対する思い」「求職者に期待すること」を載せる

職場の雰囲気や仕事内容が分からないと、応募のハードルが高くなります。できるだけ具体的に、写真をつけて分かりやすく伝えましょう。また、中小の建設会社は経営者と社員との距離が近いことが特徴です。経営者の声を求人票に載せると求職者の応募を集めやすくなります。

徐々に待遇を良くしていく

現状、自分の会社の待遇が悪かったとしても「応募が来ない」と嘆く必要はありません。もちろん待遇が良い会社に比べれば、相対的に魅力的に映らないことはあるかもしれません。しかし、徐々に待遇を良くしていけば良いのです。そして、待遇を良くしていくことを求人票でアピールしましょう。

例えば現在は隔週で週休二日制だとしても、完全週休二日制を目指していることを求人票に書きます。そうすれば、いずれは年間休日も多くすることができます。土曜出勤が多いとしても、将来は人材を増やしてローテーションができるようにします。そうすれば土曜日を休みやすくなるでしょう。給与についても、賃金制度の見直しを検討していることを伝えます。

このように、現在の待遇が悪いからと言って諦める必要はないのです。中小の建設会社は経営者の意思決定1つで大きく待遇が変わります。優秀な人材で会社を組織化することは経営者にとっても重要な経営方針であるはず。待遇改善の目標を求人票でアピールしていきましょう。

SNSやブログで情報発信する

求人情報を拡散することも応募を集めるための解決策です。SNSやブログで様々な情報を発信していきましょう。SNSやブログは、人事担当者だけでなく一緒に働くスタッフに書いてもらうと、応募のハードルがぐっと下がります。理由は職場の雰囲気が伝わるからですね。必ずしも採用にダイレクトに関わる情報でなくても大丈夫ですから、定期的に書いてもらうようにしましょう。

SNSやブログを採用に活用する目的は、求職者に自分の会社を知ってもらい、親近感を抱いてもらうこと。多少くだけた表現で良いので、分かりやすさを心掛けます。なお、メディアや採用サイトで求人情報を発信したときは、SNSやブログと連携することも忘れないで下さい。

採用サイトをしっかり作る

採用に力を入れていると、求職者に「応募してみたい」と思ってもらえます。また、求人票を見た求職者は会社の採用サイトを確認するものです。採用サイトをしっかり作り、求職者に訴求していきましょう。採用サイトの良いところは会社が続く限りずっと残る点です。いくらお金と労力をかけても、就職メディアに載せた求人票はいずれ消えてしまいますよね。

しかし採用サイトならインターネット上にずっと残るので、お金と労力をかけた分だけ自社に見返りがあるのです。会社の良いところや先輩社員の情報、経営者の考えや思いなどを載せ、定期的に更新すると求職者からの応募を促すことができます。

まとめ

中小の建設会社の求人で応募が来ないと思ったら、まずは理由を把握しましょう。応募者が来ない理由は、採用の課題です。記事で見てきたような課題の解決策を具体的に講じて、採用を成功させましょう。

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