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仕事がきついといわれる建設業の営業を採用する方法

建設業の営業の仕事は「仕事量が多い」「ノルマが厳しい」ことから仕事がきついといわれます。仕事がきついイメージが求職者の中にあると、新卒・中途を問わず採用が難しくなりますね。この記事では、建設業の営業の仕事がきつい理由、建設会社が営業を採用するための方法について解説します。

建設業の営業の仕事がきつい理由

建設業の営業はなぜ仕事がきついといわれるのでしょうか?「仕事量が多い」「ノルマが厳しい」という2つの理由を確認していきます。

仕事量が多い

建設業の営業は仕事量が多いです。建設業で扱う仕事は金額が高いためすぐに契約がまとまりません。そのため、見込み客に対してプレゼンや電話営業、メールマーケティングなどのあらゆるアプローチを駆使することになります。プレゼン1つ取っても、プレゼン資料を作る時間、プレゼンする時間などに多くの時間を割くことになります。

また、建設業の営業は、受注するために多くの打ち合わせを行います。見込み客のニーズや価格交渉などをテーマに顧客対応を行うのです。しかも、建設業の営業は、顧客対応の他に事務作業もあります。そのため、どうしても仕事量が多くなり、「仕事がきつい」ということになります。

ノルマが厳しい

建設業の営業はノルマが厳しいです。契約までに長い時間がかかるものの、必ず受注できるわけではありません。様々な営業アプローチを駆使したのに、契約を全然取れないこともあり得ます。

それでも厳しいノルマが課せられるため、受注額を増やさなくてはなりません。そのため、顧客対応のために休日返上で仕事をしたり、資料作りに手間暇をかけたりして、ノルマをこなしていく必要があるのです。厳しいノルマがあるので、建設業の営業は「仕事がきつい」ということになります。

仕事がきつい建設営業は採用が難しい

これまで見てきたように、建設業の営業には「仕事がきつい」というイメージがあります。仕事がきつい職種に応募しようとする求職者は多くないので、どうしても営業の採用は難しくなります。

建設業の営業を採用するには、何らかの施策を講じる必要があります。施策を講じるにあたって大切なのは、「仕事のきつさを払拭する」「仕事はきついが働きがいがある」ことに焦点を当てることです。次の項目で具体的な採用方法を紹介します。

建設業が営業を採用する方法

建設業の営業を採用するため、「仕事のきつさを払拭する」「仕事は忙しいが働きがいがある」ように施策を講じます。仕事のきつさを払拭するには、業務効率化とインサイドセールスの組織化が挙げられます。また、仕事は忙しいが働きがいがあるための施策には、人事制度の見直しがあります。そして、施策を講じた後は、求職者に向けて採用サイトでアピールしましょう。

業務効率化

建設業の営業は仕事量が多く、ノルマが厳しいことから仕事がきついといわれます。ですから、業務効率化を実践することが必要です。業務効率化を行うには、まず業務の洗い出しから始めます。営業の仕事の中でムダはないか、他の部署が行うべき仕事はないかを検討します。

営業の目的は受注です。受注を目的として業務を洗い出せば、優先順位をつけるべき仕事が見えてくるはずです。優先順位が高い仕事を優先し、劣位にある仕事はバッサリと捨てます。そうすることで業務効率化のスタートに立てます。

業務の洗い出しが終わった後は、業務効率化のためにできることを行いましょう。文書化できるものはマニュアル化します。仕事をこなすのに工数がかかる業務は、システムを導入することも検討し、業務効率化を図ります。

インサイドセールスの組織化

建設業の営業の仕事のきつさを払拭するには、商談に専念できる環境を作ることが重要です。建設業の営業は仕事量が多いです。ホームページから問い合わせがあった見込み客に対して、電話やメールで営業を掛けて相手の熱量を高め、商談に移ります。その後、長い期間をかけて営業アプローチを行うのです。

「電話やメールで営業を掛けて相手の熱量を高める」のが結構大変で、商談の時間を奪っています。そこでインサイドセールスを組織し、商談に移る前の作業は全てインサイドセールスにお願いします。そうすれば営業は、インサイドセールスによって熱量が高まった顧客との商談に専念できるというわけです。営業の仕事量はぐっと減って働きやすい環境になるでしょう。

成果主義的な人事制度の導入

建設業の営業の仕事のきつさを払拭する施策を講じたとしても、どうしても限界があります。施策のおかげで激務ではなくなったが、忙しいことには変わりないかもしれません。そこで、成果主義的人事制度を導入し、「仕事は忙しいがやりがいがある」ように制度を変えていきましょう。

成果主義的な人事制度とは、仕事の成果で人材を評価したり等級を格付けしたりする制度のことで、等級制度や評価制度まで幅広く捉えた制度を言います。つまり営業が成果を上げれば、それだけ高い評価をもらえ、昇進・昇格しやすくなります。仕事の忙しさはあるものの、営業担当者にやりがいを与える制度と言えます。

もちろん、成果主義的な人事制度は営業だけでなく現場監督や設計職などの人材にもやりがいを与えます。

以上のように建設業の営業に対する施策を講じた後は、採用サイトで施策の中身をアピールして下さい。採用サイトでアピールすることで、求職者も「建設業の営業ってきついと思っていたが、この会社は違うな」「仕事は忙しいがやりがいがありそう」と思って応募してくれるようになります。

ちなみに、最近はテキストや画像を入力するだけで採用サイトを作れるクラウドサービスもあるので参考にしてみて下さい。

まとめ

建設業の営業は仕事がきついといわれます。そのため、建設業の営業を採用するのが難しくなります。しかし、仕事がきついイメージを払拭したり、仕事が忙しくてもやりがいがある会社にしたりしていけば、採用のハードルがぐっと下がります。今回ご紹介したいくつかの施策を参考にして頂き、是非、貴社にとって必要な営業職を採用していって下さい。

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