【業界を知る】物流業界の現状や将来性について解説!

皆さん、こんにちは!

運営担当スタッフです。

今回は、物流業界の現状と将来性について解説します。

物流業界を目指す就活生の方は、ぜひ参考にしてください。

 

宅配の拡大により景気好調

物流業界は、ネット通販の拡大により景気好調な業界の一つといえるでしょう

どの国もネット通販は堅調で、今後もネット通販は拡大していく見込みです。

このような状況の中で、物流業界の市場規模と売上は伸びています。

国内輸送の貨物総量自体は減っていますが、ネット通販は隆盛を迎え、宅配便個数は増加しています。

特に個人宅配物の伸びが大きく、近年の巣ごもり需要で取扱いが増えたことも要因で、将来的には更に物流量が増えるとされています。

宅配需要の高まり以外に、コロナ禍やウクライナ情勢などで運賃が高騰しており、海運を中心に大きな利益が上がっています。

特に海運大手3社が統合したコンテナ船事業が、大きな売り上げを上げています。

今後も物流量の増大が見込まれているほか、事業の多角化や業界再編が進んでおり、物流事業以外でも成長が見込まれてます。

 

現場が宅配需要の増加に追いつけない状況

物流業界は好調ですが、現場が宅配需要の増加に追いつけない状況が続いています

ネット通販の拡大により、物流業界はこれまでにない業務過多の状況をどのように解決するのかが問われています。

増え続ける荷物への対応により、ドライバーの長時間労働も常態化しています。

一方で、業界としての取り組みも進みつつあります。

例を挙げると、ドライバーの待遇の改善が図られています。

また、いかに業務の積み残しを出さずに仕事を回していけるかという問題を解決する必要もあります。

宅配需要が集中する時期の宅配の遅延などは、大きな問題になっています。

集荷等の時間や回数を調整するなど、実現可能な対応に修正できるように、顧客に働きかけるなど、仕事が滞ることがないように、改善が進められています。

また、将来的にはAIを用いた再配達の削減や無人配送も考えられています。

 

人手不足が深刻化

物流業界は成長産業ですが、需要に供給が追いついておらず、人手不足が深刻です。

さらに人手不足による激務で離職が増え、人手不足が加速しています。

これからの物流業界の問題については、人手不足の解消が鍵となるでしょう

2017年3月に準中型免許が新設されて、若年層のドライバーの増加が期待されています。

一方で、優秀なドライバーの奪い合いや賃金の上昇は企業の負担になります。

そこで期待されているのが、ITや人工知能を駆使したハイテクなシステムです。

アマゾンはイギリスで自動配送を始め、フランスでは郵政公社が定期配達の商業認可を出すなど、ドローンを活用して荷物を運ぶ取り組みが話題になりました。

現在、世界各地で、人手不足解消のための政策や実験が進められている最中です。

今後は科学技術の発展により、人手不足が解消されるか注目されています

 

労働環境の整備

物流業界の大きな問題点の一つに、労働環境の整備があります。

人手不足などにより、労働環境の悪化が懸念されています

物流業界全体の労働環境の整備は急務です。

便利になれば、それを支える担い手の負担が増えます。

ネット通販の急成長により、物流業界も長時間労働が問題になってきました。

特にトラック物流などは、長時間労働に加えて、人手不足の問題も抱えています。

トラックの輸送量は国内貨物輸送量の9割を超えています。

また、ドライバーの高齢化も深刻化していて、50歳以上が4割を占めているのが現状です。

大手企業では、自社ドライバーの負担の軽減のために、外部業者へ委託するなど整備を進めています。

さらに、大口取引先の値下げ交渉や荷物の分散、抑制などを行なっています。

 

最後に

物流業界は景気が好調ですが、その反面、業務過多による様々な問題が起こっています。

それに対し、IT技術を活用することで人手不足への対応や、高付加価値の実現などが期待されています。

この流れが物流業界を大きく変えるかもしれませんね!

 

<出典>

【物流業界ランキングTOP50】市場規模と売上高・純利益掲載 | キャリアパーク[就活] (careerpark.jp)

物流業界大手20社ランキング|年収・業界動向や転職のポイントを紹介 | キャリハイ転職 (recme.jp)

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ロジックの採用サイト運営担当者です。 このサイトの使い方から、業界のこと、採用に関することを綴っていきます。 皆様、ぜひお役立てください!

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